其之拾弐 どこまで遡る?お米の産年
 ついに出た、2年以上前もお米、ホンマにないんや。
 先日、某全国チェーンのスーパーのポイント5倍デーの特売日にカミさんの買い物につきあったときに米売り場を覗いて「今月の特売品」の値段と内容を「チェーック」したときに驚き。一応県内産コシヒカリブレンドって表書き、価格は10月まで3000円台だったのが一気に10kg4280円。
 「やっぱりかなり上がっているな」って印象でしたが、価格より驚いたのが内容で、これまで古米が混ざっていても昨年産。一年前のもの。「15年産三重コシヒカリ50%」と「14年産富山コシヒカリ50%」って具合に「今年の県内産」と「昨年の産地モン」が半々ってのがほとんどでした。(正直な話、案外14年産富山コシのほうが15年産三重コシよりおいしいかも。=生産者の眼)
 それが、今回は「15年産三重コシ50%」と驚きの「12年産新潟コシ50%」ついに出たか「大ヒネ」13年産を飛び越していきなり12年産って・・・ホンマにないんやってのが正直な印象。
 まだ11月ですぜ、今から12年産が出てきたら来年の春以降は、一体何年産が出て来るやら。何せ平成8年産からの米が在庫で残っているらしいので、いつのお米が出てくるかこれは見物です。
  先日お米を買いに来たあるお客さんが、普通の保存状態で「何年間まともに食べられるか?」を試したらしいんですが、その人曰く「ええとこ2年、3年目になるとバサバサで食べられたモノやない」っておっしゃっておりました。ってことは、今年で行くと13年産まで。12年産以前はちょっと無理があるってコトに。
つづく To Be Continue