8、ガラクタ部屋
いろいろ収納スペース
機械類の修理、保守、整備をしようとするとどうしても「手持ちの部品」が必要となる。特に乾燥機や籾摺り機の稼働中に故障などが起こった場合、サービスを呼んで修理を依頼するより、自分で直した方が遙かに早い場合が多々ある。また、圃場で故障した場合でも手持ちの部品があれば、それを用いて修理した方が、壊れた部品を発注して修理するより遙かに早い。
加えてメーカが長期休暇に入るゴールデンウィークやお盆はモロに田植えや収穫の農繁期なので部品を発注してすぐに入荷しないと、非常にマズいわけで、そんな事態を回避するためにも、ある程度の部品は持っている必要がある。
故障頻度の多い部品や定期交換部品はなるべくストックとして置いてある。が、問題はその収納場所で部品が増えれば当然場所もそれなりに必要である。昭和60年にライスセンターを建てて以来20数年、どこぞの工事事務所に使っていた掘っ立て小屋のプレハブを事務所として使っていて、2006年に遂に冷房完備の事務所のハコに替えるコトが出来たので、古い事務所を部品のストックルームに再利用。
新しい事務所に使っている海上コンテナ。元はカラオケBOXに使っていたモノ。当然エアコン付き。5年以上電気が入ってなかったが通電したら冷風が出た。ラッキー こちらが旧事務所のプレハブ。広さ約4坪。現在部品のストックルームに使用。
新しい事務所のハコはカラオケBOXに使われていた海上コンテナ。よく密航者がこの中に隠れて熱気で命を落とすほど温度が上がるくらいだから、当然エアコン付き。5年くらい倉庫代わりに使っていて電気を通してなかったが、移設配置して配線、通電して、「まさかなー??」と思いながらエアコンのスイッチを入れたら、幸運にも冷風が・・・「エアコン生きとる」ラッキー。儲けた。
カラオケBOXに使っていたモノだから防音はカンペキだしホコリも入って来ない。が入り口が写真右の90センチのドアしかないかったのでモノの出し入れが出来ないので側面中央に引き戸を取り付けた。
作業機や乾燥機、籾摺り機の部品のストック。機械の部品の他にボルト、ナット等を昔改装した店から貰って来た商品棚に樹脂コンテナで分類、保管。その他溶接機や電動工具も。 上の写真のプレハブの窓部分内側。Vベルトをサイズ別に分類ストック。上部分の柱には交換頻度の高い部品の発注の際に便利なように部品番号の入った伝票をペタペタと貼り付け。
窓側の奥。こちらは以前ここで寝ることがあったので床がかいてある。こちらにも機械部品や電動工具やケミカル類。 入り口正面。ツールチェストはここに置いてある。奥の棚にも昇降機のバケット等の部品や溶接棒。三相のキャプタイヤ等。
以前ホコリまみれの狭い所に「ごっちゃごちゃ」にモノをブチ込んでたがこのガラクタ部屋に替えて以来ホコリを被らずに整然(とまでは行かないが)と手持ちの部品を整理収納出来るようになったのは格段の進歩。キャパもたっぷりなので今の所必要充分である。今後モノが増えた際はどうなるかは今は知らん。