7、ガレージが欲しい・・とか言う本もあるけれど・・・・
いろいろ作業スペース
本屋の車関係の雑誌のコーナーに「ガレージが欲しい・・」とかの本を目にすることがるけれど日本人にとってガレージ=車庫の意味合いの方が強いけど辞書を引くと「車庫」、「自動車整備工場」とある。まぁ、この手の本はその中間の「車庫兼整備場所」みたいだけれど、「どんなんかな?」とパラパラと目を通すこともあるが、大抵出てくるのは古めの外車が入ってる絵が多く「如何にもオシャレ・・」な感じのログハウス風で、ピカピカ輝く使った形跡の無いような輸入工具が壁一面に掛かっているようなのがやたら目につく。けれど、中には動力(三相200V)引いて旋盤やらフライス盤まで据えてある「超本チャン仕様」のモノまで様々。
私らにしてみればガレージ=車庫って言うよりは「格納庫、作業場」の意味合いの方が強いんだけど・・・・
で、コンバインを恐竜の骨格標本みたいに「ばらっばら」にするような機械の整備やロータリーの爪の交換に取っ散らかしの放置していても邪魔にならなくて冬の寒さも凌げて超重宝しているハウス倉庫。何やかんやモノをイジったりするのにも便利なヒキコモリ部屋。
そこであれこれモノをいじったり加工するときに欲しいのが作業台。コンクリートの地べたでするのも都合悪いし・・で、手持ちの廃物(モノ)を流用して使って作った作業台。卓上ボール盤で穴を開けたりバイスに挟んで加工したりするのに据えたのがこれ。
廃物利用の作業台。古い流し台のコーナーの天板に足とキャスターを付けて簡易作業ワゴン。天板が広いし移動可能なので思った以上に具合がよろしい。 いかんせん軽いのでバイスで大物を扱うと動いてしまうのでハウスのC鋼に角柱を溶接して、そこへ作業台の足を固定。移動や分解などは眼中にない!!(当時)
その右にあるのが見ての通りの商品棚。以前改装する知り合いの店で貰ってきたもの。軽いモノを置いておくには最適
バイスやボール盤の据えてある青い台、これは何かと言うと
天板の状態。板厚もあって丈夫なのはいいけど、やっぱり手狭。こんなモンだと思えばそれなりに使える。 で、正体はライスグレーダーの架台の不要(図左側)部分。まるでキリンか象のオリほどご立派。
これでも、「こんなモン」だと思って使っていれば必要充分なのだが、たまたま知り合いの某事業所が改装するのを機に廃棄にするモノがあるので、「捨てに行くのもメンドーだしーぃ、貰ってくれると有り難いんだけど」ってなコトで頂いて来たのがこれ。
超デカくて超重いリッパな「ド鉄の塊」作業台。外すのがメンドーってコトでJIS規格品の超重いバイスとグラインダー付き。幅約230cm、推定重量200kg以上。一人で手で動かすコトは不可能。据えるのに当然フォークリフトで動かして50mm角の角柱でコジって据えた。図右は錆や汚れを落として手持ちのペンキで化粧直し。
ざっと見幅約230ー240cm、重量は軽く200kgはあるであろうご立派な超デカくて超重い「ド鉄の塊」。人力ではとても移動も不可能なのでフォークリフトで。オマケに「外すのがメンドーなので」ってコトで「JIS規格のバイス」とグラインダーまで付いている。
貰って来たのは良いけど入るだろうか?との心配もギリギリでクリア。問題は今の台の撤去。何せ「外さないコト」を前提に溶接してある固定柱の取り外し。サンダーとタガネで苦労して外して、据えるにしても人力で軽く動かないので50mmの角柱でコジって何とか据え付け位置に収めるコトに成功。
ボール盤を据えて、台に付いてたJIS規格のバイスは台からの突き出しが余りにも大きすぎるので、手持ちのヤツに。グラインダーは邪魔になるので取り外し(台の下に転がしてある)あんまし汚かったのでサビや油汚れを掃除して手持ちのペンキで化粧直しして、棚板を入れたのが写真右。これで作業スペースは格段に広くなった。快適
寒風に晒されないし、ホコリを被らないし電気が引いてあるので「よなべ」も出来て上の写真の如く冬場の機械の整備にも使ってるスペースな訳だが、爪の交換などエアツールを使いたいときはチト不便ってなコトで、それならいっそのこと、「ちっちゃいコンプレッサーを買っちまえ!」とホームセンターでこんなのを購入。

アネスト岩田の1PSのコンプレッサー。オモチャの親方みたいな「ヒョイっ」と持てる重さ20kg。最大消費電力1500W。最大使用圧力8kg/cu。このハウスが15Aしか電気容量がないのでギリギリなんだけどこのコンプレッサ-が起動して幸い今までブレーカーの上がったコトは一度もナシ。
インパクトレンチやエアーラチェットを使うには長時間連続使用しないのでこいつで充分。むしろホコリをエアーブローするときの方が回りっ放しになる。ここでの用途では不自由のない充分なサイズ。
結果、バラしたり組み立てするのに今までの数倍の何不自由ないスペースが確保出来たのだが、広ければ広いなりに「散らかしたまんま」作業をするので結局どれだけ広くてもキリが無い。でも思った以上に機械の収納スペースに影響が無かったのは◎(二重丸)
結論、使えるモノはとことん使おう。エコしてラクが出来りゃ言うコトなしです。