1、ヒーロといえば・・・・
  保育園に行っている娘が仲のいい友達から覚えてくるのがテレビのキャラクター。やはりいつの時代も子ども達の話題は俗に言う「ヒーローもん」になるらしい。
 そんな娘が最初に目覚めたヒーローもんは、仲のいい子の影響でスーパー戦隊シリーズの「忍風戦隊ハリケンジャー」でした。 元祖ヒーロー時代を過ごした「をとうさん」としては、ヒーローと言えば、戦隊ぢゃなくて、単独モンの「ウルトラマン」や「仮面ライダー」それと「ゴジラ」などの怪獣やろ!
 放映時間が日曜日の朝になっていることに驚きながらも子どもにつられて初夏の頃から見てみると、「結構おもろい。キャラデザインもカッコええし、合体ロボなんかはCG使いまくりで綺麗だし」 「出演者も演技云々を抜きにしてカッコええし、女性キャラもかわいい」をとうさんの子どもの頃からすると格段の進歩。
 「戦隊もん」が終わると続いて「仮面ライダー」なんや。当時は「仮面ライダー龍騎」何故かこっちの方が「しっくり来る」をとうさんは子どもそっちのけでハマって行くのでした。久々に見た仮面ライダーはストーリーが「子どもに理解出来るんか?」と思うほど複雑奇怪。今は「ライダー同士が戦うんや。おまけにライダーが13人も出てくる。」
 主人公龍騎の契約するモンスターは当然「龍」で「760km/h」(だったか)で飛行してバイクに変形したときは、「700km/h」で走行出来る。おいおいリニアより速いんかい。もう一人の主人公的キャラのナイト(騎士)のコウモリ型モンスターに至っては、時速950kmやらで飛んで、時速900kmで走行する。ジャンボの巡航速度でも時速800kmくらいやぞ。
これが900km/hで走るとされるバイク。
正月にナゴヤドームであった夢ドーム2にて撮影
ゾクの兄ちゃんでもここまではしないであろ「コテコテ」のバイク。それにしてもスーツアクターの人達こんな乗りにくそうなバイクによく乗れるもんだ。
 ジャンボやリニアより速い「浮世離れ」したバイクが出てこようが「子供騙し」のヒーロー番組だから許そう。
しかし「をとうさん」には「絶対許せんことがある」それは・・・
「13人も仮面ライダーが居るのに「バイクに乗っているのがたった4人っちゅうのはどーゆーコト?これだけは絶対許せん」曲がりなりにも仮面「ライダー」でしょうに。ライダーならバイクにのってくれ」。そこの悪役ライダーの脱走犯、走って逃げるなよな。 
 私の知る限りではバイクに乗っているのは、龍騎(変身前、変身後とも)、ナイト(龍騎に同じ)、タイガ(変身前)、オルタナティブゼロ(変身後)。4人、延べ6台だけ。
 それに比べて03ー04年放映の555(ファイズ)は、ライダーが変身前、後にかかわらずちゃんとバイクに乗っているので妙に納得している。現代の世相にマッチすべく「携帯電話で返信じゃなくて変身」変身後のライダーの装束は改造人間じゃなくてギミックてんこ盛りの「バトルスーツ」ってところが、いかにも「を心」をそそる・・・・。ギリシャ文字のφ(ファイ)とかΧ(カイ)とかΔ(デルタ)とかが新鮮。あの現代風のメカメカしい所が格好良くて妙に気に入ってる。「スマートブレイン」って社名もロゴもカッコいい。
 バイクと言えば以前ヒーローもんのバイクは、「キカイダー」の乗っていたカワサキの「SS500」マッハ3ベースの「サイドマシン」以外は、1号ライダーのサイクロン以来スズキのバイクと相場が決まっていたようだったのに最近は「ホンダ」のバイクが使われている。このバイク不況の時代ホンダもなりふり構わずバイクの啓蒙(?)運動中みたい。今年2003年の8時間耐久には「仮面ライダー555HONDA」チームがエントリーでゼッケンまんまの「555」「これが5位入賞でもしたら笑っちゃう」って言ってたらホントらしい。わざと5位になったりして。キャンギャルは、「スマートレディー」のコスチュームだったのだろうか?地元に居ても(いるから余計?)知らん。
 大のオトナが子供番組に突っ込み入れてどうすんの?そんなアラ探しができるヒーロー番組が「をとうさん」は大好きです。
続く To be continue