3、をとなの読書感想文

「いきもの」の本

 運動の苦手な私は幼少の頃から「本の虫」でヒマさえあれば本ばっかり見ていた。かといってゾクに言う「純文学」的な作品は読んだことがない。強いて言えば、「シートン動物記」や「ファーブル昆虫記」くらい。保育園の頃から愛読書は「子供の化学」や図鑑類。とにかく「動物」「虫」「恐竜」等の「生きモノ系」自然科学が大好きでした。
 そんなだから、今でも時間があれば本屋通いは続いております。今では仕事柄、趣味柄農業関係より、もっぱら車バイク「技術系雑誌」にPC関係や経済誌やら「国際情報誌」等を貪り読み。 自動車系技術誌は、話題の新技術に整備やメンテのヒントがゴロゴロしてる。経済誌なんて「東洋経済」なんか意外な所でヒントが拾えて結構おもろい。アントレなんかは創刊くらいから読んでいたけど半年位で飽きてきた。毎号同じ様な内容ばっかし。その点数字とランキングの「THE21」は面白かったんで毎号買っていたけど、なーんだか「勝ち組負け組」の言葉がハヤり出した頃からつまんなくなってきた。これも特集ランキング以外の記事内容が毎号似通ってきたもんな。時期としてユニクロが流行ってきた時期と思う。
 以前は、「お茶の間科学雑誌」の「クォーク」が超お気に入りで、タイにいる時でも日本から送って貰っていたほど。哀しいかな数年前に休刊(って実際廃刊やん)。
 漫画や週刊誌も読む読む、少年誌から青年誌。以外におもろい記事が載っているのが「週刊プレーボーイ」たまに出る農業関係記事は、農業専門誌では絶対見られない、「農業のシロートの視点」で書いてあるので面白いことこの上なし。今まで一番印象的なのが98年10月13日号「21世紀を食料危機から救うの<突然変異>だ!」と言う記事でしょう。遺伝子組み換えで人為的に品種改良された植物(品種)より突然変異で自然発生的に現れた品種こそが今後の食料危機を救うと言うモノ。「イセヒカリ」や「寿太郎ミカン」、サツマイモの「紅赤」なんかの記事が掲載されています。
 私の場合、偶然面白そうな「タイトル」や「記事」を見つけると、パラパラと「まず立ち読み」して内容の確認、「買う価値アリ」と思えばソッコーで買う。次号予告なんかで「そそられる」事が書いてあって買ってみようと思っても、「まず現物の内容を確認」する。そこで、「なんやこれ」的な期待はずれだと買うつもりしていても予定変更「やめっ」って買い方してます。故、本の場合は内容確認後の衝動買いの多いこと。だから中を見ないと納得しないので話題の本でも内容が分かっている本や以前買いそびれた本以外はオンラインで買ったことがない。
 いかんせん地方都市、ハッキリ言って田舎町、「ちょっと濃い専門書」は、すぐに手に入る環境ではありません。 専門書が欲しくなると車飛ばして一時間弱、名古屋の「丸善」なんかに面白そうなのを物色に・・・
 この間も直販関係の本を買いに行く予定がそれ以上に面白そうなのが山ほどある。その中から特にそそられそうなのを10冊くらいピックアップ。立ち読みして更に選んで選んだのが買ってきたのが下8冊 

左上から右下へ

タイトル 著者,訳 発行元 分野、ジャンル
男と女の生物学講座 オリヴィア・ジャドソン著  渡辺政隆 訳 光文社 自然科学
百姓になりたい 今関知良 著 飛鳥新社 ライフスタイル、農業経済
国内農産物の先物取引 農林中金総合研究所編 家の光協会 農業経済
免疫と自然治癒力のしくみ 生田 哲 著 生物学、医学
農業にとって技術とはなにか 守田志朗 著 農文協 農業技術
ザマミロ農は永遠なりだ! 山下惣一 著 家の光協会 農業問題
いま、アグリビジネスがおもしろい 館澤貢次 著 オーエス出版社 農業経済
さわるな危険!家庭のバイ菌学 Drジャック・ブラウン著   栗原百代 訳 新潮社 自然科学

  

こんな小ムズカしい「字」本ばっかし書いてある本が大好きっなワケはなくやっぱし一番好きなのはいくつになっても日本が世界に誇る「マンガ」なわけで最近「哲学」みたいになってきた楠みちはるの「湾岸ミッドナイト」妙に納得共感したり、「真の平和とは何ぞや?」と考えさせられるかわぐちかいじの作品は大好きで今でも欠かさず読んでいるけど最近のお気に入りは、珍しく自然科学?モン講談社週刊モーニングに連載中の 
とりのなんこ 著  「とりぱん」
作者の観察力と妙に共感できる田舎の日常が頷けるし笑える。2008年2月現在 コミック4巻まで発売中

つづく To be Continue