農作業は耐久レースの如し

農機具、特にエンジン付の俗に言う大農具を使うと言うことは、ある意味モータースポーツに似ています。コクピットに座ってドライブに専念していると思われがちなフォーミュラードライバーでも、トラブルの状態やセッティングの変更の方向性を正確にメカニックに伝えなくてはなりません。 img mark44
でも、どちらかといえば耐久ラリー、パリ−ダカの様なレイドにある意味そっくり。
1.如何にマシンを壊さずに速く最終目的地までたどりつけるか。

  農作業で言うならシーズンオフまでたどりつけるか。

2.もし壊したら(壊れるんじゃありません)如何に素早く現場で自分で処置できるか。

壊れたってよく言いますが、大抵使っている人がコワすんです。そう頻繁に勝手に壊れるワケがない。し壊れて貰っても困りモノ。でも最近電気仕掛けが多くなったからユーザーの関知しない所で勝手にコワれる時もままありますが。壊したとき現場で自分で直せるか。いかんせん作業中、場合によっては絶対ムリな場合もありますが・・・

3.自分で現場修理が出来ない場合、サービスチームが到着するまでに何ができるか。

手に負えないからって、タバコくわえて待っていても故障は直りません。トラブルの詳細を如何に的確に伝えられるかが勝負、最近は携帯電話もあることですし。交換部品を間違えるとえらいタイムロス。それ以外にも故障が奥まった所にあれば、そこが見える様にしておいたり、やっておかないといけないことは、ヤマほどあります。

4.サービスチームが到着後すぐに彼らか作業に取りかかれるか、作業中に出来ることは。

現場に来ていただける人数はたかだか知れています。

5.作業終了後、直ちに競技に復帰できるか。
もう一つ決定的な共通点は結果が全てであること
いくら途中経過が良くても最終的な結果が全てです。
一等でゴールしてなんぼのモータースポーツと収穫してなんぼの農業
どうです?そっくり当てはまるじゃないですか?
つづく To Be Continue